
背景と課題
業種も規模も異なる事業者からのご相談ですが、入口はほとんど同じでした。「何から手をつければいいか分からない」というものです。
多くの場合、施策そのものは実行されていました。広告も出しており、サイトもあり、SNSも動いている。それでも成果が出ないため、次に何を足すべきかを探している状態でした。
課題の要因
足りないのは施策ではなく、やめる判断と、優先順位をつける人でした。
担当者は、それぞれの施策について良し悪しを判断できます。しかし「Aを止めてBに寄せる」という判断は、止めるほうの担当者への説明を伴うため、同じ立場の人間からは出しにくいものです。ここに外部が入る意味があると考えています。
実施内容
関わり方はご依頼によって変わりますが、最初の工程は共通です。
- 現状の棚卸しいま動いている施策をすべて書き出し、それぞれが何のためにあるかを確認します。目的を説明できない施策が必ず出てきます。
- 判断基準の設定何をもって続ける・止めると判断するかを先に決めます。ここを決めずに評価すると、印象で議論することになります。
- 優先順位の決定限られた人員と予算をどこに寄せるかを決め、外す領域を明示します。
- 実行と定着決めた内容を実行し、判断の理由を記録に残します。担当者が変わっても続く形にするためです。
成果
当社代表がこれまでに54件の支援を行い、そのうち7社から継続でのご依頼をいただいています。
成果の形は案件ごとに違うため、ここでひとつの数字にはまとめません。共通していたのは、会議で「これは止めましょう」と言えるようになったことです。
プロジェクトを振り返って
単発の作業で終わらせない形でお引き受けしています。作業だけを請け負うと、その期間は数字が動いても、契約が終わった時点で元に戻ることが多いためです。
判断の基準を社内に残すところまでを、範囲に含めています。
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